スタッフの旅日記
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五島列島最北端『宇久島』   うくじまという素敵な島♥ その1

これまで何度か「著名人と行く台湾ツアー」に添乗する機会があり、

そのツアーに参加された方福山隆様。この方は元陸将、あの地下鉄サリン事件で

自衛隊の総指揮を執られた方です。

福山閣下は長崎県五島列島最北端にある小さな島『宇久島』うくじまのご出身。

かれこれ2年前、東京からのお客様を宇久島へお連れしたいとのご要望を

福山様より受けました。長年旅行会社に勤めてきたものの、お恥ずかしながら

五島列島については詳しく知らず、、、隣の小値賀島も台風のためわずか

1時間半の滞在だけという経験しかありませんでした。

そのため、宇久島をご案内するにあたり、事前に下見をすることに。

宇久島へのアクセス方法は主に二つあり、博多からのフェリーまたは佐世保港からのフェリー

や高速船(ジェットフォイル)の利用です。

私たちは博多港23:45発、翌3:45宇久平港着のフェリーを選びました。このフェリーの

名前は太古丸。部屋はいくつかのカテゴリーがあり、スイート(1室のみ)ホテルの客室みたい、

ツイン(とはいえ、布団は自分で敷きます)、グリーン寝台、グリーン和室、ファミリー

ルーム、2等自由席等がございます。船内にはシャワー室も喫煙室もあり結構快適。

太古 博多~五島を結ぶ定期フェリー | 野母商船 博多~五島航路「太古」

この時は初めての乗船で勝手もわからず、早朝到着の為、港で仮眠をとりました。

宇久平港にある男女別の仮眠室では、おせんべい布団に毛布が1枚、1部屋3名まで

利用できます。起きたら洗顔をして、9時頃からレンタカーを借りているので、

観光を開始しました。

通常のツアーはここで本格的に始まりますが、

宇久島行きに慣れてくると、早朝到着後、満天の星を眺めたり、

山に登って日の出を拝み、その後旅館で仮眠をとり、観光をスタートするのが

恒例となりました。こうした特別な体験には、何よりも宇久島の皆さまの

温かいご協力が欠かせません。

島民の方々のご理解とご協力があってこそ、心に残る素晴らしい旅が実現

できていることに、いつも心より感謝申し上げます。

と前置きが長くなりましたが、ここからが本番です。

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添乗員ピンチ!台湾でまさかの「ひとり足りない!?」事件簿
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