四国行き、ボケっとしていたがためのミス
JRで博多から(岡山経由)香川県の直島へ行った時のお話しです。
こちらもお連れしましたのは、15名様の社長夫人の団体。この旅行で私は添乗員ではない
のですが、旅行の手配をしているのと、このグループの中では(当時)一番若かったので、
やはり添乗員としての旅行になっておりました。
博多から新幹線で岡山まで行き、そこから在来線へ乗り換えJR宇野駅(直島までの船乗り場)
まで行きました。接続が悪くて、途中の茶屋町駅で乗り換えないといけません。1つ目の駅に
着いたとたん参加者の女性が【ここが茶屋町駅って言っていたわよ!!】と言われ、私は大慌て、、、
確か3つ目だったはずなのに、、、確認しようにも、田舎の駅は看板があまりなくて、、、
皆さんへ通知して急いで電車をおりてもらいました。
結果は全く別の駅、、、何であれこれは確認不足であった私の責任( ;∀;) 叱られながらも、
次の電車の時間帯を調べると15分後に到着予定、、、助かった、、、
直島での観光は滞りなく終わり、その日のうちにフェリーで高松へ。高松港から鳴門まではバス。
そして、翌日は鳴門のうずしお観光。あの日本を縦断した2019年台風15号のすぐ後だったので、
うずしお観光汽船の受付の男性は【かなり揺れますかが、船酔いされる方はキャンセルをお勧め
します】とのこと。結果、何名かキャンセルしました。私は、台風の後だからすごい渦潮が
みられると勝手に解釈、船酔いするくせにワクワクしながら船に乗りました。 が、、、到着までの
揺れようと言ったら、、遊園地の揺れの激しいアトラクションよりすごかったです。でもなんか
楽しくて、皆キャーキャー言いながら大声で笑っておりました。 カオスな世界。。。。
やっと到着して、看板に出ようと階段を昇ったら、参加者の女性が浮かぬ顔。わけを聞きましたら、
先ほどの揺れで一瞬つかまっていた手すりを離してしまい宙に浮いた後、椅子の間に落ちて腰を
打ち付けてしまったとのこと。歩くのもいたそうでした。そのあとは、バスのなかで大事をとってもらい
安静にしてもらっておりました。 この日、何とか皆の支えで飛行機にも乗れ無事帰宅。
後日談として、その方は骨盤の複雑骨折、3か月の入院を余儀なくされ今も通院中です。
保険でほぼすべての金額がカバーされたとはいえ、あの時、うずしお観光をキャンセル
するべきであったのか、、、まだ自問自答をしております。